ゴールデン・ベスト ![]() 価格: 1,980円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3 サン・トワ・マミーとか愛の賛歌はいいが、他が良くない、やはり越路吹雪は見せる歌手だと思います。歌っている立ち姿がいいと思います。CDで聞くのはやはり物足りない。しかし、岩谷時子氏の詩はすばらしいと感心しました。 |
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永遠の越路吹雪/日生劇場リサイタル’70 [DVD] ![]() 価格: 2,940円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 35年前、高校生の私は越路吹雪の良さがわからなかった。息が続かないで正確に歌えない、観客に媚びすぎる、ヅカファンが支える人気先行・・・・・、と散々な評価だった。それらはそれで今もって正しい評価といえるけれど、エンターテイメントの本質ははずしていた。 一曲一曲への丁寧な感情移入や、意図せずに現れる女のかわいらしさ。数カ所に挿入される本人の気持ちを素直に表したナレーション、濃密にしてさわやかな関係を想像させるバンドスタッフとの交流場面。観客を楽しませたいエンターテイナーとしての望みが伝わるエンディング。この舞台を楽しめた35年前の大人達がうらやましい。5点でないのは、DVDゆえに映 |
クレージーキャッツ結成10周年記念映画 大冒険 [DVD] ![]() 価格: 4,725円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 週刊トップの記者・植松唯人は、国際的偽札偽造集団に関する記事を偶然にもスッパ抜いた。慌てた偽造団は植松を殺そうとし、そこから植松と彼の周囲にいる人が、とんでもない大冒険へ巻き込まれることに……。 植松がオリンピック選手も裸足で逃げる跳躍力で自分をひき殺そうとする車を飛び越えたり、高所から落ちても大丈夫だったり、馬に乗って逃亡したり(ちなみに特撮は円谷英二!)。そんな手に汗握る冒険の後にいきなりご陽気に歌を歌い出したりと、そのハチャメチャさ加減と突拍子もないストーリーは今観ても新鮮。「無責任」シリーズでも見せた古沢憲吾監督のムダのない繋ぎ方、アップビートなテンポ感はここでも健 |
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ああ爆弾 [DVD] ![]() 価格: 4,725円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 昔気質のヤクザ組長・大名大作(伊藤雄之助)が3年ぶりに出所し、自分のシマに戻ってみると、そこは新興ヤクザの矢東(中谷一郎)に乗っ取られていた。怒りに燃える大作は、子分志願者の太郎(砂塚秀夫)に万年筆型の爆弾を作らせ、矢東を殺す計画を立てるのだが…。 コーネル・ウールリッチの『万年筆』を原作に、岡本喜八監督がミュージカル・コメディ・タッチで描いたカルト映画。岡本映画全体にみなぎる旺盛な実験精神とその真髄を知る上で、絶対に外せない作品である。主人公ヤクザ側には和楽、対する新興ヤクザ側はジャズといった区分けで、岡本映画常連の名優たちが活き活きと画面の中で蠢く快感たるや。30本以上 |